top of page
検索
  • 執筆者の写真akihiko mizukou

新メニューのために仕入れた出汁醤油の件

WINE BAR MAGARRI店主のミズコウです。


相変わらず新メニューに憑りつかれております(笑)


そんな中で、インスタのフィードに出てくる広告の中に、出汁屋さんが作ってる出汁醬油の広告が目につきました。


ま、過去にも食材や調味料の広告に煽られて購入したことが何度かありますが、あまり納得の行くモノはありませんで・・・。


付加価値を乗せまくって舐めた値段付けて、その上で値引きして売ってるインチキ商売が多いなって感じる商品ばかりで・・・(今日は口が悪いな)


でね、今回は新しいって言うか、そんなことあるんだなって思って。


その出汁醤油なんですが、出汁がうるさいんです。


カツオが前面に出過ぎてるって言うか、もっとお醤油さんと仲良く出来ないの?って言うほど押し出しが強すぎるワケで・・・。


もうオレがオレがって前面に出てるので、思わず「カツオっ!」ってワタシの中のサザエさんが叫びそうになるワケで・・・。


いや、出汁は出れば出るほど良いと思ってましたが、まさか出過ぎてうるさいなんて思いもしなくて新しい発見しましたね。


うちで使ってる油脂類や調味料なども、厳選した本物ばかりを使ってるんですが、有名なメーカーさんの商品の中にも、ちゃんと本物があると言う気がします。


お醤油なども、なかなか手に入りづらい地方の商品や、良い物を厳選しました的なイオンの一階にあるようなお店の取り扱い商品から、かなり長旅をした末に結局これに落ち着きました。




生しょうゆ流行りの中で、あえての火入れ醤油(笑)


これが本当に香ばしくて美味しいお醤油なんですよ奥さん。


いや、日本酒なんかでもそうなんですが、少数生産のモノほど珍重されてしかも高いんですが、案外大手メーカーさんの商品の中でも、選べばよい物はあります。


むしろ、研究者とか、知見の多い大手のほうが遥かに良い商品を作る土壌もあるワケで、珍しい、希少であるだけで高いのは、ワタシの中では正義ではありません。


大手のキッコーマンや、ミツカンの中でも、ちゃんとした製法と、余計なモノを入れずに作ってる商品は信用しています。


もちろんワインでも同じことが言えると思ってて、ナチュール専門店の常連さんたちみたいに、小さい自然派のワイナリーが頑張ってるのを応援する為に買って飲むと言う楽しみ方も否定はしませんし、さぞかし楽しいとは思うんですが、ワインバーの店主として、それでお金を頂く立場からすると、味と金額が合っていないと気持ちが悪いと言うか、消費者的な視線だと「この味でこの値段?」と感じると思うんですね。


正直、普通の方よりは様々なワインを飲める立場にあり、他に美味しいモノがあるのを知ってるにも関わらず「応援したい」と言う気持ちだけで店で売るのは少し気持ち悪いんです。


「それアナタの感想ですよね?」ってひろゆきにツッコまれると思うんです(ないない)


ま、なので時々そのことにも触れていますが、開店当初より「味とコスパ」で選んでいる当店のワインは、良い意味で「この味でこの値段?!」と言われています。


生産国も、栽培方法も、醸造方法も問わず「味とコスパ」だけで選んだワイン達は、蓋を開けてみると「ビオディナミ」や「リュットネゾネ」や「オーガニック」ばかりでした(笑)


醸造家の有名、無名も問うてはいませんが、気が付けば「味とコスパ」で選ぶと、醸造家の中でも、スーパースター級の方が大勢ラインアップされています。



SNSなどで表示され、目の前に差し出される「マーケティング」の為の甘言に惑わされず、自らの舌と金額を照らし合わせて選んだワインや食材や調味料たちは、きっとアナタの舌も納得させ、お財布にも優しいと思います(笑)


しかし日常では、スーパーとかでオリーブオイルを見つけたら、必ず裏面を確認して「コールドプレス:低温圧搾」かどうか確認するんですが、ほとんどありませんよねぇ。


なので、当店では使用している食材や調味料や油脂類は店頭で販売もしています。


ぜひ、ご来店の際には、商品棚も覗いてみてくださいね。


食材も調味料も油脂類も、本物は味が違います。


ご家庭のお料理も激変しますよ(笑)


閲覧数:27回0件のコメント

最新記事

すべて表示
記事: Blog2_Post
bottom of page