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  • 執筆者の写真ミズコウアキヒコ

当店のハウスワインのご紹介

WINE BAR MAGARRI店主のミズコウです。


今日は当店のハウスワインのご紹介をしたいと思います。


ハウスワインはその店の顔のようなものなので、顔で判断していただきます(笑)


当店のハウスワインは「ヴィニャ・マーティー社」の「カサ・デル・セロ・レゼルヴァ」


かの天才醸造家のパスカル・マーティー氏のワイナリーのテーブルワインです。







サ・デル・セロとは、直訳すれば「山に佇む小屋」ですが、ここではマーティ氏の自宅兼醸造所を指します。

チリ最高峰のワインの一つ「クロ・デ・ファ」を生む畑が広がり、目の前にはコラソン・デル・インディオと呼ばれる大岩を抱いたアンデス山脈がそびえる名勝地。

そこに建つパスカル・マーティ氏の住処が、ラベルに描かれています。


ヴィニャ・マーティの入り口となるこのレンジに自身の自宅兼醸造所をあしらったのは、「多くの人に飲まれる最も低い価格のワインのクオリティこそが、ワイン造りで最も難しいが、最も大切である」という考えによるもの。

その自負あっての選択です。




マーティ氏はこのワインについて「最もシンプルなアッサンブラージュ(ブレンド)」と語ります。


この価格帯のワインであれば、様々な地域から集めたブドウをまとめて大きなタンクに入れ、一気にワインに仕上げるのが一般的です。


しかし、ヴィニャ・マーティでは、まずそれぞれの産地や畑の特徴ごとにタンクを分けて別々に醸造します。


ワイン造りは100%ステンレスタンク。


ブドウの状態ではほんの些細な違いが、ワインに仕上げたときに、よりはっきりとした違いになって表れてきます。


「こうしてできた同じブドウ品種同士のワインをアッセンブラージュし、プロポーションを整えるのです。もし、ブドウを本当にほったらかしておいて美味しいワインができあがるなら、醸造家という仕事は必要ありません。畑の見極め、味の表現において、知識や経験則から品質を高める技を施すのが醸造家の役割です。」


そこには世界最高峰のとしての技が惜しみなく込められています。



五大シャトー「ムートン」、カリフォルニアの「オーパス・ワン」の後に、チリを代表するプレミアムワインの「アルマヴィーヴァ」を手掛けた時、彼はチリの類まれなテロワールを知りました。


しかし、現状の大規模生産では、そのポテンシャルを引き出すだけのワイン造りが出来ない事にも気づいていました。彼の胸の内には、自身のワイナリーを造りたいという思いが芽生えたのもこの頃です。


2003年、アルマヴィーヴァでの自身の役割を果たした、との思いから、彼は自身のワイナリー設立に向け、動き始めます。コンサルタントとして世界中を回りつつ、ワイナリー設立準備を進めました。


「あのムートン、オーパス・ワン、アルマヴィーヴァを手掛けたパスカル・マーティ氏が新ブランドを立ち上げる」


噂を耳にし、ワイン業界内外で彼の夢に共感した人が続出しました。


例えば「ロード・オブ・ザ・リング」で有名な映画会社ニューライン・シネマ(現ワーナーグループ)のマイケル・リン氏や、元バロン・フィリップ・ロッチルド社の社長で、現在アメリカで輸入会社を経営するオリヴィエ・ルブレ氏もバックアップを申し出ました。


多くの人々の夢も乗せて、2008年、満を持してマーティ氏自らのワイナリー「ディオニソス・ワインズ」を設立。


2013年、ヴィニャ・マーティと自身の名を冠したワイナリーへと変更、生涯をかけたプロジェクトとしての意気込みを表現するに至ります。





ヴィニャ・マーティのワインは、栽培から醸造まで一貫してパスカル・マーティ氏が直接手掛けています。


全てのワインに、彼の経験と技術、そして深い愛情が注がれています。


今まで世界に名を馳せたプレミアムワインばかり手掛けてきたマーティ氏は、今、上質なデイリーワインを造ることにも等しく面白さを見出しているのです。

世界最高峰を造りだした醸造家が、新たな視点で造るワイン、それがヴィニャ・マーティの提案するワインです。 そのラインナップは幅広く、カサ・デル・セロ・レゼルヴァ、ラヴ、イライア、ピルカ、コラソン・デル・インディオ、カラク、セール、クロ・デ・ファと現在8シリーズのワインを造っています。





いかがでしょうか?


当店のハウスワインは天才醸造家の作品です(笑)


ぜひ、お気軽に天才の作品をお試しくださいね。

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