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  • 執筆者の写真ミズコウアキヒコ

凄い方にご来店いただきました。

WINE BAR MAGARRI店主のミズコウです。


昨夜は比較的のんびりした営業でしたが、23時になろうかと言う遅い時間に、ちょい悪オヤジ風の男性がご来店になりました。


割と年齢も近い感じで、いろいろお話をしていると、ワタシの経歴に非常に興味を持っていただきまして「おもしろい人生だなぁ」っておっしゃいました(笑)


イタリア車専門店と、講師コンサル業と、ワインバーをしているのを「凄い好きな事ばっかりしてて、いい感じですねー!」っていうんですが、その代わり資金繰りにいつも苦しんでいると言うと「ですよね・・・経営者って、そうですよねぇ」と。


で、何のお仕事されてるんですか?とお聞きすると音楽関係との事。


音楽は大好物なので、もっと詳しくお聞きすると、美星町での音楽イベントなどをしており、東京在住だけど、時々岡山に来られるそうです。


そこで、こう聞かれたんです。


「TRFってご存じですか?」


まあ、好んで聞いていたワケではありませんが、知らないワケありません。


その旨をお伝えすると・・・。


「私、TRFの初代のマネージャーなんです。エイベックス出身なんです」と(驚)


入社のきっかけは副社長が同級生だったからと・・・ってかなりのお偉いさんやんっ!!


景気の良い時には、フェラーリにも乗ってらしたそうです。


いやいや、なんでうちに来てくれたのか不思議なんですが、ワインの頼み方もお金持ちのそれで(笑)


「赤で重たい感じで、金額はお任せします、少しつまむものも一緒に」との事でしたので、最近ブームのカリフォルニアワインをおススメしました。


岡山では、1杯1500円とかだと高いと思う方もいらっしゃいましが、港区のワインバーに行ってる方からすると「安っ!」と思われるでしょう。


でも、その味は1杯5000円とかと劣りません。


昨日お出ししたのはこちら


カベルネ・ソーヴィニョン

ボトルのコルクを抜くと同時に、華やかな香りが溢れます。色は明るいガーネット、カシスやラズベリー、ブルーベリーのアロマにクローヴのようなスパイスを感じます。

口に含むと、赤スグリやカシスのような小さなベリー類果実を思わせる風味と、ミネラル感のある味わい、徐々にチェリーの風味や、紅茶を思わせる上品なタンニンと余韻も感じます。


1杯1400円



Lodiのブドウを使用。 ブドウは丁寧に徐梗し、破砕してから醸造を行う。


アルコール発酵と共に徐々に温度を上げていき、ピークが32度になるようコントロールする。


発酵期間はブドウや酵母の状態による為一律ではなく、年によって異なる。


早くて12日、長くて28日を要する。



発酵中は、どちらもポンプ・オーバーを1日2回行い、果皮や種からの抽出を促す。


発酵後はフレンチオーク樽に移し10カ月熟成させる(うち新樽5%、1年使用樽15%)。


フルボディで、重厚なタンニン、芳醇な果実味と酸味のバランスがとれた味わい。


カシスやブラックベリー、プラムを思わせる深い香り、スパイシーで、完熟ダークチェリーを思わせる長い余韻。リッチで滑らかな質感がベルベットを思わせる。


1杯1500円


高樹齢のぶどう畑から、有名グラン・ヴァンを超える低収量で生み出すワイン。


このグラン・ヴァンシリーズは、エリック・ファーブルがラングドックの地で、理想の味を追求した、特別なキュヴェです。


1杯2000円


エリック・ファーブルは、シャトー・ラフィット・ロートシルトでパーカーポイント100点を獲得した後に退社し、自身のワイナリー設立のため、1994年から7年に渡り、忙しい日々の合間を縫って南仏の畑を訪ね歩きました。そして、ついに一つの魅力的な畑にたどり着きました。


それがシャトー・リヴィエール・ル・オーでした。

1789年に作られた城館。


ブドウ畑は緩やかな斜面に広がり、見下ろしたその先には地中海の美しい海岸が一望できました。畑には魅力的な石積みの小屋(Mas)まで綺麗に残されていました。


エリックは、一目でこのシャトーに魅了されました。


そして、この歴史あるシャトーを受け継ぎ育ててゆくことを決心したのです。


今やラングドック最高峰“クリュ”に認定されるラ・クラープの畑に、ボルドー最高峰で培った技を惜しみなく注ぎ、情熱のままにワイン造りに取り組んでいます。


フランス農水省公認のHVE※(High Value Environmental)の認証の中で、最も厳格なLevel3を取得しています。

優れたテロワールを活かすべく、ブドウ栽培は基本的に自然栽培を行います。


除草剤、殺虫剤など科学薬剤は使用しません。


もともと、乾燥して風の強いクラープには病気が発生しにくい土壌があります。



これらのワインは、自然派ワインとかナチュールとか謳っておりませんが、いずれも自然栽培のブドウを使用しており、当たり前に環境や植物のサスティナブルな活用に心を砕いております。


昨今、自然派ワインやナチュールのブームがありますが、頑張っている小さなワイナリーの応援も結構ですが、個人的にはワイナリーはお金を取ってワインを売るプロなので「味とコスパがすべて」だと思っております。


なので、味と値段のバランスの良いワインしかお出ししておりませんので、いつものお店の味と当店の味とコスパを比べてみてくださいね。


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