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  • 執筆者の写真ミズコウアキヒコ

不動のエースの交代劇なるか?

WINE BAR MAGARRI店主のミズコウです。


今日は、うちの一番人気の銘柄が欠品してしまい、その代わりとなるワインを探していたところ、同じスペインのワインでリピート率が異様に高いとの事で、試しに仕入れたワインをご紹介したいと思います。


ちなみに、うちの不動の人気NO.1はコチラの銘柄↓


それの代わりになるかも知れない候補がこちらになります。


エースの「ラソン」もパーカーポイント89点なんですが、こちらはなんと93点!






よく熟した甘みがあり、一貫した秀逸なバランスを保つ。調和のとれた赤ワインは、熟したプラム、ブラックベリー、そしてカシスの味わい、魅力的なミネラルやリコリスのアクセントをもち、それらを引き締め統合する上質なタンニンがある。



フランスのボルドーやスペインのリオハ、今回ご紹介のリベラ・デル・デュエロという産地は、どちらかというと長く熟成できるワインを作る有名産地。

(すべての場所で作れるわけではありません!)

熟成させることで、渋みが次第にまろやかな甘みへと変わり、滑らかな舌触りや複雑な香りを堪能することができます。


樹齢60年!

この価格帯のワインであれば10~20年というものが多いですが、このヴィニャ・マグナは最低でも樹齢60年の樹!

しかも通常は機械での収穫ですが、完全手摘みで収穫されたブドウのみを使用しております。


■ 樹齢が高いとなぜよいか?

根が地中深くまでのびており、土中の様々な養分を吸う事でワインに複雑味が表れます。

また若い木ほど実を付けないため、一房あたりの凝縮度が増します。





ドミニオ・バスコンシリョス社は2000年に、ワインに情熱を傾ける紳士ホセ・マリア・バスコンシリョスによって設立されました。

彼のメインビジネスは自動車関連です。


彼の会社はBosch/Porche/VWの車に使用される部品を造っています。


この業界ではクオリティが第一です。

そして、彼はこの姿勢で、最高のリベラ・デル・デュエロのワインを造りだすことに挑戦したのです。

彼は約20億円をその夢にかけました。

コンサルタントにはスペインで有名なトマス・ポスティゴを起用。

ワイナリーは海抜1000メートルの場所にあり、栽培からワイン醸造に至る過程はオーガニック栽培を元に、極力純粋な自然を活かすように造ります。

区画にごとに管理され、収穫やブドウの手入れ、全てに渡って手作業で行われます。


うちと一緒で「メイン事業はクルマ関係」と言うのもご縁を感じますね。


数あるサンプルワインの中から、輸入元のプロのソムリエ達が厳選しました。

一度に試飲するのはおよそ30種類!

スタッフ全員が採用で一致しないと入荷されません。

時には一つも採用されることがないほど!

この厳しい選別に耐えたワインだけが輸入販売されます!


このヴィニャ・マグナ・クリアンサはそんな難関を経て選ばれたワインなんです。


【テイスティングコメント】


毎年段々とレベルが高くなっていくヴィニャ・マグナ。


生産者は、2008年以降毎年畑や醸造所を改善し、常に品質向上に努めています。


カシスやブラックベリー、よく熟したプラムを思わせる果実味と、スパイスやハーブの複雑な香りがあり、味わいも、当たり年と言われるだけあって、ボリューム感があります。

フレンチオークの新樽で熟成させ、タンニンはとても滑らか、渋みは感じるものの美味しく飲めるので、肉料理全般ととてもよくマッチします。



今から試飲するのが楽しみです(笑)


今週末には入荷しますので、ぜひお試しになってくださいね!

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