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  • 執筆者の写真akihiko mizukou

ワインに詳しくないんですけど、いいですか?問題

こんにちは、WINE BAR MAGARRI店主のミズコウです。



後ろにいる人たちはワタシのストーカー達です(ヲイ)


さて、お越しになるお客様の中に、ワインに詳しくないんですけど、って申し訳なさそうに申告される方がたまにいらっしゃいます。


でも、ワタシもそんなに詳しくないんですって言うと驚かれます(苦笑)


実は岡山市内で本数で言うと一番ワインを売っていたレストランを共同経営していた30年ちょっと前に、もっと高いワイン売れますから!と酒屋に言われて挑んだソムリエ試験。


実技はコネでなんとかしますから!って本当はどうか疑わしい後押しを受けての挑戦。


しかし・・・参考書みたいなの渡されて読むと・・・。


どじょう?ウナギの小さいヤツ??ひんしゅ?瀕死のちょっと幼いヤツ?と言う意味不明な数々のワードにたじろぎ、そのまま寝てしまう日々(ヲイ)


実技のワインの味等の説明の欄に並ぶ不思議なワード「濡れた藁の香り」「動物の排泄物の香り」「濡れた狐の香り」って、かろうじて濡れた藁はイメージ出来るけどもっ!!って気が遠くなった記憶が蘇ります。


気を付けて動物の排泄物の匂い嗅ぐ事も無いし、野生の狐は大人になって北海道に行って初めて見て、現地の方に「病原菌持ってるから絶対に触っちゃダメ!」と言われて臭いを嗅ぐどころじゃありませんし・・・。


まあ、お察しの通り見事不合格を勝ち取りましたー!!!


ま、それ以来、知識は選ぶ際には参考にはなるが、それで美味しくなるワケでもないし、あまり気にしない方針を取って参りました(敬礼)

また、自然派BIOワイン好きの方も大勢いらっしゃいますが、ワタシは社会的にはSDG,sの流れを受けて大いに賛成なんですが、それで不味けりゃ話にならんだろ派です。


実際、うちでラインアップしてるワインもほとんど自然派ワインですが、メーカーもそれを武器にしてるワケでもなく、美味しさと持続可能な社会の実現と言うポリシーや、美味しさの追求の先にそうなったワケで、殊更にそれを謡うつもりもありません。


ワタシ自身が追い求めているのは「美味しくてコスパの良いワイン」だからです。


だから、飲んでみて、値段を鑑みて仕入れているワケで、その理由を問われればそう言いますし、品種や土壌の事は、ワインエキスパートやソムリエ資格持ってる人のお店の方々にお任せしておけばよいと思っております。


まあ、そんな方が在籍する店で飲むとうちの倍くらいはしますけどね(苦笑)

ちなみに、本当にワインがお好きでグランヴァンをお望みの方には、予めお申し付けいただければ仕入れられますが、今のうちで一番高い部類は1000円強のお値段。


最高値でも1860円のこちらです。

ワタシ自身もお高いワイン飲んだ事はありますが、値段が3倍するからと言って味が3倍くらい旨いワケでもありません(苦笑)


あくまでワインの味が「好き嫌い」の世界だと思いますし、生活のレベルに合わせて無限に楽しめる、それはそれは奥行きの深い世界でもあると思っています。


だから、日常ではアルパカの箱ワインを愉しんでますし、レストランやバーで何か自分へのご褒美の時には奮発しています。


ただ・・・本腰を入れて飲みだすと軽く1本空けてしまう時もあるので、ほどほどのお値段のワインしか怖くて頼めません(苦笑)


まあ、本場フランスに住んでた友人に聞くと「現地の人はカフェにバキュームカーみたいなので運ばれてくる安いワインをチビチビ飲んでるよ。たぶん日本人のほうがおいしい良いワイン飲んでると思う」との事。


実際ワタシがクルマの仕事でイタリアに行った時も、ワインより水のほうが高いなんて言いながらガブガブ飲む現地の方を大勢見ました。


ワタシが理想とするお店は、ガンガン飲みたい時にはハウスワインのアルパカ380円で乾杯し、デートやご褒美の時に少しお高めのワインを愉しむ。


そんな使い方で利用していただければ嬉しいです。



今日も焼き立てのバゲット、フレンチシェフお手製のスイーツ、新鮮な生牡蠣を仕入れてから開店準備をしてまいります。


嬉しい事に、今日は3組のご予約をいただいておりますので、せっかく来ても入れない!なんて悲劇が起きないように事前にお電話やメッセージで空席確認してくださいね。


050-3577-0826


アナタのお越しをお待ちしております。





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