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  • 執筆者の写真ミズコウアキヒコ

なぜ、リーズナブルな値段で出せるのか?


OEPN初日に、人づてに「いいワインが安く飲めるらしい」と聞きつけたワイン好きの男性が一人でお店に来てくれました。


ビジネスオーナーであるその男性は、毎日外食をされており、高級なレストランにも行くと

言う舌の肥えたお客様でした。


で、うちのワインリストを観て一言「え?これ・・・この値段で飲めるの?!」って。


ええ、うちで一番高いのは英国王室御用達のシャンパーニュと世界各国で金賞を受賞してるオーガニックシャブリの1杯980円なんです(笑)





岡山でもこの1,5倍くらいしますし、都会の家賃の高いお店なら2倍以上するでしょう。


でも、うちはこのお値段で出しても損はしません・・・。


理由はいろいろあるんですが、まずシェアショップなので設備投資や固定費が、非常に低く抑えられている点です。


お店を借りるのだって、敷金や礼金、前家賃や改装費、それに加えて食器や食材やお酒。


うちは、そのうちの食器と食材とお酒だけ仕入れて開店しましたので、かなり抑えてる。


あ、ただ食器は安いので揃えましたが、カトラリーとグラスとワインは妥協無しです(笑)


そこって結構、感覚的に味に響くと思いませんか?特に口に当たる部分って?


幾らおいしい食事でも、プラスチックのナイフやフォークやスプーンじゃ味気ない。


だからフルコースでも食べるような高級なのを揃えました。(大きすぎたけど・・・涙)


そしてグラスも、個人的に非常に好き嫌いがありまして、薄くて大きなグラスで飲むのが一番おいしくワイン(その他のお酒も)をいただけると感じているんです。


高級ではありますが、バカラみたいな分厚くて重いグラスが好きじゃない(苦笑)


なので、今回は世界中の5つ星ホテルなどで使われている「RONA」と言うメーカーのワイングラスで統一しております。


そして、行きつけのイタリアンのマスターに「なんでボルドーにブルゴーニュグラスなん!」って言われましたが(苦笑)バーガンディーやブルゴーニュ用の丸い大きなグラスをまず一通り揃えてあります。


違う形のはおいおいね(笑)



そして、ワインはソムリエが多数在籍している輸入元から酒屋を介さず直接仕入れてます。


飲食店をしてない人は知らないでしょうが、飲食店と言えど、酒屋さんから一般の消費者と同じくらいの値段で仕入れているんです。


ワインの場合は、酒屋さんがワイナリーや輸入元から仕入れて、そこへ利益を乗せて一般の消費者に販売をしています。


なので、他の飲食店さんは、うちより3~4割程度高い値段で仕入れているワケです。


ワタシは長年ネットショップをしており、ワイン専門の酒屋さんや輸入元もたくさん友達がいるし、コンサルのクライアントも多いんです。


なので、そのコネクションを使いまくって仕入れていると言うワケです(笑)


コロナ禍で、旧知のその方々が飲食店への卸しがままならず、とても困っているとも聞いておりましたので、その救済としてほんの僅かでもワインを売ってあげたいと思っていた矢先でもありましたので、MAGARRIをOPENしました。


もちろん、扱うワインも安かろう悪かろうではありません。


ワタシも30年以上離れていたとは言え、ずぶの素人じゃない事は取引先も重々承知していますので、下手なモノは卸せませんからね(苦笑)


主なラインナップをセレクトしてくれたソムリエも「他の店舗さんより緊張します震」と言われました。


「状態や味が悪いと思ったらすぐ言ってください!速攻で取り換えますので!」とも(笑)


OPENから、まだ数回開店しただけですが、すでに2本ほど「あれ?」って言うのがあって言葉の通り速攻で代替品を送ってくれました(笑)


そんな真剣にワインと向き合っている、ソムリエ資格を有する社員が多数いる輸入元が、現地へ飛んで行き、経験と実績があり、評判の高いワイナリーや、英国王室や貴族や超一流レストランが主な顧客の一流メゾンが、自社で熟成させて、飲み頃の時だけ売り出すバックヴィンテージの銘酒を、世界的なワインスペシャリストのクリストフ・カスタニエ氏も交え実際に試飲して買い付けをし、本国から日本へ、そして取引先店舗までワインの状態を最上に保つ輸送方法にもこだわった逸品が、当店へ卸されます。



巷には、ボルドーやブルゴーニュと言う名産地の製品であろうとも、熟成や輸送を雑にされた味の悪いワインも安売りされていたりするものまた事実。


しかし、うちで出すワインに、それはありません・・・。


安いからと言って、そんな品質のモノは扱っていませんので、品質面もお支払いも面でも安心しておいしいワインを楽しんでくださいね。


アナタのご来店をお待ちしております!




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