週末に、常連様からご予約をいただきました。
いつも女性二人でご予約をされ、ワタシにお任せで食事を愉しまれます。
お一人はお酒が飲めないのでノンアルコールで、もうお一人は最初にスパークリングと、その後に1杯飲む程度で、あまりお酒は飲まれない女性二人組。

でも、ものすごい食欲で、いつもお勘定が1万円前後です(笑)
うちは、決して高くないと自負しておりますので、食べる量の多さをご想像ください(苦笑)
うちの料理は、ワタシのお手製がほとんどですが、中にはワタシより美味しく作れるプロの方や業者さんにお願いすることもあります。
生ハムや、パテは講師コンサル業で出張の多かった時に行きつけにしていた、東京の日本橋のビストロの店長に「作ってくれない?」とお願いしたら「うちより美味しいの作る業者を紹介します」と言われて紹介してもらった神奈川県の肉屋さん。
ここは、都内や関東近隣の一流ホテルや星付きレストランにも、精肉や加工品を卸している業界じゃ有名な肉屋さんなんです。
ここの商品は、選び抜かれた素材を一流のシェフと共同で作り上げた逸品ばかり。
うちの肉加工品を食べた同業者からも「レシピ教えて」といつも言われます。
そんな場合は、お教えしますので言ってくださいね>同業者各位

さて、件のお二人組の最近のお気に入りはワタシが店で作るバスク風のチーズケーキです。
この週末も、デザートで召し上がり、その後に「まだあります?」と聞かれたので「あと二切れある」と答えると「欲しい」との事で売り切れ・・・。
以前、同じモノを食べた女性も、昨日お一人でフラッと来られて少し飲んだ後に「こないだのアレあります?」と聞かれたその時にオーブンが「チーン」と焼き上がりを知らせてくれて、残念がられてました(苦笑)
バスク風チーズケーキって、焼き立ては生地が緩すぎて切れないんですよね・・・。
こんがり焦げた上部がぷっくりと盛り上がり、それがやがてしぼんであの形になります。
なので、泣く泣くお帰りになられました、ごめんなさい。
その方も、チーズケーキが大好きで、数日前にうちで食べたのを忘れなれなくて、また一人で来てしまったとの事。
たぶん、ハンサムな店主を忘れられないのを、バスクチーズケーキに託してらっしゃるのかと思われます。
でね、数々の名店のチーズケーキを食べた私が衝撃を受けるくらいに美味しいのは何故か?
と聞かれたんですが、ハンサムだからとは答えていませんが(当たり前)ケーキだけで利益を出さないといけなケーキ屋さんより、原価の高い素材を使ってるからじゃないかとお伝えしたんですが、本当はワタシの顔を見ながら食べるからじゃないかと思ってます(ヲイ)
と言うのは冗談ですが(判ってます)クリームチーズは無添加の四つ葉乳業さんのを通常のレシピの1,5倍くらいの量で使用し、生クリームはタカナシ乳業さんの47%の高脂肪を使用し、卵は平飼いの卵で普通のレシピの倍使い、薄力粉は使わず、コーンスターチを使用し、砂糖はグラニュー糖ではなく沖縄のキビ糖を控えめに使い、香り付けにコールドプレスのオレンジジュースと、贅沢にブランデーを入れてあります。
ええ、甘さを抑えて赤ワインが進む味付けにしてありますが、あの人たちはワインも飲まずに、こればかりバクバク食べて帰りました・・・(お金貰ったから)
ま、なのでブランデーとオレンジジュースで香り高いのと、濃厚なチーズと、平飼い卵と、キビ糖のコクとが相まって、ケーキ屋さんのより美味しいのかと。
あ、それとね、うちにはガスのオーブンが無く、デロンギのコンベクションオーブンなんですが、案外それもいいのかも?なんて思っています。
さて、今日は例のアレが焼き上がり、一晩寝かして美味しくなってます。

本場のバスク地方の美食家のように、重たい赤ワインと一緒に、岩塩をかけて召し上がるなんてのはいかが?
甘党の方は、はちみつもご用意可能!
とことんワインを愉しむおつまみの数々に、ワイン好きは狂喜乱舞すること間違いなしです。
だって、ワタシとうちの奥さんよりも、貪欲な食いしん坊はあまり見たことがありませんから(笑)
試作や試食を繰り返し、二人で納得したモノだけをお出ししております。
本日9月18日(日)も18時から23時まで営業しております。
アナタのお越しをお待ちしております♪
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