WINE BAR MAGARRI店主のミズコウです。
気温が高くなると、泡と白に人気が集まります。
うちでも、最近軽めの赤や白と言うご要望が多く、イタリアのワインをおススメしてます。
その中でも「おいしい♪」と人気の銘柄が今回ご紹介するガヴィです。
もう、見た目が美味しいですよね(笑)
イタリアンのシェフならご存じだと思います。
世界的に人気の辛口白の定番「ガヴィ」
イタリア北部、ピエモンテ州といえば、イタリアが誇る銘酒「バローロ」「バルバレスコ」
白ワインでも「ガヴィ」や「ロエロ・アルネイス」をはじめ、素晴らしいワインを生み出す土地として有名です。
この、ピエモンテで生まれ、シーフードに素晴らしく合う上質辛口白ワインとして一挙にブレイクしたイタリアを代表する辛口白ワインが「ガヴィ」!
イタリアンレストランであれば必ず置いてあるような定番中の定番という1本です。
ガヴィは1998年にD.O.C.G.(統制保証付原産地呼称)されており、ガヴィ村(コムーネ ディ ガヴィ)を含む11のコムーネで造られていること、コルテーゼ種を100%使用することを満たさなければ「ガヴィ」を名乗ることができないのです。
このように厳しく統制されている事からも、イタリア人が日頃愛着を持っている白ワインであることがわかりますね。
コルテーゼは、ピエモンテで18世紀には知られていた品種ですが、その起源ははっきりと解明されてはいません。
はるか昔は、甘口のワインを造っていたそうです。
しかし、海側のリグーリアと交流が始まると、魚介料理に合わせるため、徐々にフレッシュな辛口白ワインが望まれるようになってきました。
イタリアのブドウ品種の中でも、特にキレのある酸、フレッシュな味わいやミネラルを持ち、甘口より、むしろ辛口用として向いている特性を持っていました。
この辛口ワインは、シーフードに素晴らしく合う白ワインとして一挙に評判を呼びました。
中でも「ガヴィ」というワインは特に名高く、今ではイタリアを代表する白ワインとなっています。
マンフレディ家の歴史
マンフレディ家のワイン造りの歴史は、1930年に始まりました。
初代のジュゼッぺは、美しいランゲの丘の周囲にあるブドウ畑と醸造所を購入し、ワイン造りを始めました。
作ったワインを馬車に積み、行商していました。
息子アルドは、16歳になると父親の傍らでその仕事をずっと手伝い始めました。
当時子供だったアルドはとても朗らかで顧客からも好かれました。 その当時アルドの顧客だった人々は、世代交代はあっても、いまだにずっとマンフレディの顧客として、友情とも言える良い関係が続いています。
1980年代になると、ジャンフランカとルイージ、アルドの妻と兄がワイナリーのメンバーに加わりました。
イタリア国外の顧客との結びつきも徐々に強くなり、ヨーロッパをはじめ、アメリカやアジア各国まで彼のワインは届けられるようになりました。
今では、二人の娘、ルイーザとパオラもワイナリーに加わり、家族総出でワイン造りに励んでいます。
これからも家族経営のこのスタイルを続けていくことが、当主アルドの強い願いです。
カンティーナ・マンフレディのブドウ畑
「ブドウ畑をより良い状態で後世に受け渡すこと」
家族経営のマンフレディにとって、自社ブドウ畑の環境を守ることは、最も大切なことといえます。
アルドは、子供のころからブドウ畑で働いていましたが、かつて先輩たちから教わった方法、薬品などを使わず、自然の法則に合わせた畑仕事を頑なに守り続けています。
もちろん、時代は変わり、電気が必要なこともあります。それでもできる限り二酸化炭素の量を抑えるべきと考え、太陽光発電に切り替えました。
今では、二人の娘、ルイーザとパオラもワイナリーに加わり、家族総出でワイン造りに励んでいます。
これからも家族経営のこのスタイルを続けていくことが、当主アルドの強い願いです。
ガヴィ DOCG
明るい麦わら色の色調。
とても生き生きとして、フレッシュな香り、レモンやライム、グリーンアップルを思わせるアロマに、ハーブやドライフラワーの香が混じります。
酸味・甘味のバランスが取れており、余韻に花の蜜、ほんのりナッティな風味。 食中酒としてとても飲みやすい1本。
するすると美味しく飲めてしまうような滑らかなミネラル感の喉越しも魅力です。
魚介料理全般、野菜料理などと相性が良い1本です。
また、ピザやパスタといった、粉ものとも相性が良いワインです。
当店の週末の昼飲み営業の際は、泡と白が大人気ですが、このガヴィはとてもおおしいと喜ばれております。
土日は15時からオープンして、アナタのお越しをお待ちしております。
乾杯♪
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