WINE BAR MAGARRI店主のミズコウです。
よく、WEBやSNSで見かける販売店や飲食店の紹介している「偉大な醸造家」と言う表現がありますが、正直「そんなに偉大か?」と思ってしまいます。
なんか、無名だったり、実績が無いワイナリーや醸造家を持ち上げて、むりくりなストーリーで売ろうとしているインポーターや販売店の狡猾な思惑が見え隠れしてしまい、興ざめしてしまうこともしばしば(苦笑)
また、同様に醸造家の人柄や、その情熱などに言及しているのも散見しますけど、そんなの聞いても「ワイン醸造なんて仕事選んでる時点で、落ち着いた人物像で、それでいて情熱を持って取り組んでる人しかいないだろ・・・」なんて、心の汚れているワタシなんかは思ってしまいます(笑)
うちにも、いわゆる偉大な醸造家のワインがありますが、それらの人物たちは、インポーターや酒販店が持ち上げるまでもなく、世界で認められている方々ばかりです。










ね?これを見ていただいてもわかる通り「偉大な醸造家」揃いなんですよ(笑)
でもね、他にも有名・高名な醸造家のワインも試飲してみますけど、そんな名前だけで選ぶような事は一切しません。
味と値段のバランスが良いかどうか?と言う視点で選んでおります。
また、ワインショップや試飲会などに行くと、インポーターや酒販店、また飲食店の人たちの醸し出すあの「身内感」がどうにも肌に合いません(苦笑)
馴れ馴れしい会話の中に、自分たちにしかわからない共通言語や表現で盛り上がる、あのなんとも言えない感じ・・・。
今流行りのお店などは、ある意味その身内感の中に入りたい!と思って通われる方も多いように思います。
それは、本当の意味で息の長いワインファンとは言えないような気がします・・・。
自然派やナチュールの特集が、オシャレな雑誌に組まれなくなったら、また違う「マスコミの作った虚構」の食べ物や飲み物に走る方々でしょうから(苦笑)
また話が変わりますが、ワタシは「仲が良いから」「頼まれたから」「付き合いが長いから」みたいな仕入も一切しません。
それで、微妙な味や香りのワインを出したり、味や品質の割に高いワインを出すのは、お客様からの信頼を裏切ることになると思っています。
また、ワイナリーにお話を聞きに行ったり、お手伝いをしたりも一切しません。
それは、プロ同士なので、お互いが自分の仕事をすればよいと思っているから。
醸造家は、よりよいワインを生み出すことにをすればいいし、ワタシはお客様に代わり、よりよいワインを選んでご提供する。
これが、当店のお客様に対する基本姿勢です。
なあなあな関係の生産者・インポーター・酒販店より、責任を負うべきは、わざわざご来店いただいたお客様に対しての責任を最重視しております。
少なくとも、岡山県内で同じお値段で提供しているワインを、全員がブラインドで(何を飲んでるか秘密にして)試飲した場合、うちのワインが圧倒的に圧勝する自信満々です(笑)
近隣のワインを売りにしている飲食店さんの挑戦はいつでも受けて立ちますよ(笑)
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