WINE BAR MAGARRI店主のミズコウです。
奥さん、今日は何の日かご存じですか?
え?知らない?
もうぉ~!そういうとこやぞ!(何が)
いや、女性はそういうの気にしてるんじゃないかと思ったんですが、奥さんはもう女性を超越されてるんですね?(そういう事言わない)
今日はね、1か月に2回ある「満月」の日なんです。
そして、その月に2回満月になると、その満月の事を「ブルームーン」と呼ぶんです。
そう、あのワインの由来となってる現象なんです。
Lapis Luna(青い月) の世界
古くからOnce in a Blue Moonという表現が 「ごく稀なこと」「滅多に起こらないこと」を 意味するように、青い月は稀にしか見られないものの比喩で、神秘的なシンボル、インスピレーションを与えてくれる霊感や閃きの源のようなものとも見なされています。
ラピス・ルナの世界は、それぞれのワインからインスパイアされた7つのストーリーで構成されています。
どの国、どの時代でも、人も天使でさえも、もがきながらも自分だけの 青い月(憧れ、理想、チャンス)を手に入れようとしている。
大地の果てや森の入口、迷路の中央などそれぞれの世界で、青い月に向かって手を延ばす人物たちが描かれています。
この神秘的な世界観のワインを醸造している人物は、伝説のマエストロの弟子です。
このラピス・ルナシリーズのワインメーカーはデイブ・ローゼンタール氏が務めています。
彼は1972に醸造家となり、以後一貫してワイン醸造の分野で活躍しています。
彼はアンドレ・チェリチェフ氏のチームで働いたという特筆すべきキャリアを持っており、 カリフォルニアワインを表現する術を身に着けた優れた醸造家です。
チェリチェフ氏は、その実力から「マエストロ」と呼ばれ、特にカリフォルニアの優れたカベルネ・ソーヴィニョンのスタイルを確立した功績が称えられています。
有名なロバート・モンダヴィ(オーパスワンは、シャトー・ムートンの当主とモンダヴィ氏の合資会社で醸造家は当店のハウスワインの醸造家パルカル・マーティー氏)や、スタッグス・リープ・ワインセラーズ(1973年の「パリスの審判」でボルドーの五大シャトーを押しのけ一位に輝いた)をはじめ、多くの著名な醸造家やワイナリーが、彼を師と仰いでいました。
その系譜を、現代に蘇らせた逸品が、当店のワインリストに掲載されています。
皮肉な事に、ボルドーの5大シャトーを打ち負かした醸造家の系譜から、フランスのお家芸であるカベルネ・ソーヴィニョンの名手が生まれ、今、我々がその美味しい赤ワインを口にできていると言うワケです。
ぜひ、今日はアナタにとっての 青い月(憧れ、理想、チャンス)を手に入れようと決意しに来てくださいね。
2023年8月31日(木)18時~24時まで営業です。
アナタのお越しをお待ちしおります!
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