WINE BAR MAGARRI店主のミズコウです。
さて、ワインの話をしようか?と言うタイトルなんですが、以前から開催している「まちゼミ表町」と言うイベントにて、ワインのセミナーをしようと思います。
*これは今回のチラシですが、時間が間違っております。
誤:13:00~14:30 → 正:15:00~16:30
まだ、サイト等は出来ておりませんが、内容と日程が決まりました。
今回は、日常で飲む「テーブルワイン」と、フランスの「格付けシャトーのワイン」の違いについて、試飲しながら学ぶ贅沢な講座です。
ワインを出すお店では、ハウスワインと言うのがあり、大抵はグラスワインやボトルで一番リーズナブルな事が多いんですが、同時にそのお店の力量や姿勢を計ると言う意味で、店側もおいそれといい加減なワインが出せないモノでもあります。
居酒屋さんなどでは、箱で売ってる大量生産の1杯550円くらいの安いワインを出していますが、それがいわゆるワインに対するそのお店の姿勢と言えるのです。
当店のハウスワインは、チリのヴィニャマーティーと言うワイナリーのカサ・デル・セロ・レゼルヴァと言う銘柄で、白はシャルドネとソービニヨンブランがあり、赤はメルローとカベルネ・ソーヴィニョンがあります。
まさに世界中で一番使われているブドウ品種を、ブレンドせずに単一で造っているワケですが、それがまた世界中の醸造家が教科書や参考書にしても良いくらいのクオリティなんです。
そう、世界中の醸造家がお手本にする人物である「パスカル・マーティー氏」のワイナリーで、市場価格で1本2000円前後のお手軽な金額にも関わらず、彼の今まで造って来たグランヴァン(偉大なワイン)と同じように、すべて手摘み収穫(葡萄を傷めないように)した上で、2回の選果(醸造に適しているかどうかを目視で確認して選ぶ)を経て、畑全体を小さく区画割りをして別々に醸造します。
そして、区画ごとに別々にタンクで醸造していくのです。
通常、この価格帯のテーブルワインは、機械で収穫して、選果もせずに大きなステンレスタンクで一気に醸造します。
その期間に酸化をしないよう、まずタンクに入れる際に一度、酸化防止剤を添加します。
醸造期間中も、発酵の具合を見ながら酸化防止剤を添加しながら醸造し、最後にボトルや箱詰めにする際に、もう一度酸化防止剤を添加します。
そのまま、ボトル詰めや箱詰めをして、熟成などは行わず出荷されます。
これが、いわゆる「酸化防止剤が残留していて悪酔いや二日酔いの原因になる」のです。
しかし、ヴィニャマーティでは、そんな事はしません。
瓶詰をした後に、瓶内熟成を行った上で出荷されますので、酸化防止剤の成分は検出されないレベルにまで落ち着きますので「酸化防止剤のせいで」と言われる理由はありません(笑)
そんな事を吹聴している方々は、自然派・ナチュールを売らんが為に、その他のワイン達を貶めて、自分たちのワインを持ち上げようとしているだけ・・・。
肝心のその「自然派・ナチュールワイン」と来たら、輸送中・店頭展示中・飲食店保管中などに、その品質の低さと、酸化防止剤の無添加のせいで、たいてい痛んでおります(苦笑)
自然派・ナチュールをことさら名乗っているワインの多くは、その独特な煮豆・納豆・漬物のような発酵臭がするのは、そういうワインだからじゃありません。
品質が低くて痛んでいるだけ。
そんな香りや味に「えっ?!」と思っても酒販店や飲食店側の売り手は「自然派ですから」とか「ナチュールはこんなんです」と言う曖昧な説明をし、周囲の美味しい・面白いと言う声の同調圧力に負けて「あ、あぁ美味しいですね」「面白い香りと味ですね」と言わざるを得ないと言う奇妙な状況が散見されます(苦笑)
本当にワインを愛する人が減るんじゃないかと本気で心配しております・・・。
その辺りの情報は、話せば長くなるので気になる方はコチラの検証をご覧ください。
ちなみにですが、チリやアルゼンチンのワインは非常に標高の高い地域でぶどうを栽培しており、そもそも害虫の心配がありませんので、ほとんどのワイナリーは「無農薬」で栽培しておりますので「自然派・ナチュール」の範疇に入りますが、それを声高に謳ってはおりません。
またイタリアやフランスの、彼らに言わせると「クラシック」と言われている地域も同様に、農業の法律が厳しく、また醸造家たちも環境や継続性に拘っているので、ほとんどのワイナリーでは農薬等の使用を辞めているか、ないしは厳しく制限しており、自然派・ナチュールとなんら変わりはありません。
でも、ワインの説明にも、ワイナリーの当主も、輸入元も、別にそんな事をわざわざ謳ってはおりません。
なぜなら「当たり前すぎて言うまでもない」からです(笑)
それを声高に宣伝文句で言わなければ売れないワインって・・・。
どんなワインなのかは、どうぞお察しください(苦笑)
さて、ヴィニャ・マーティーのワインは、そんな稚拙で品質の悪いワインではないとの前提をお判りいただけたかと思いますが、そのハウスワインで「カベルネ・ソーヴィニョン」と「メルロー」と言う、赤ワインで一番多く使われている品種を試飲して体感してもらいます。
その上で、本場フランスの「格付け」をされているテロワール(畑)シャトー(ワイナリー)のワインは、いったい何が違うのか?
そして、なぜ高いのか?と試飲しながら体感していただくゼミとなります。
ヴィニャ・マーティーのハウスワインは、当店での価格は1杯680円と言う、居酒屋の箱ワインの価格にプラス180円で飲める破格の設定ではありますが、対比として飲んでいただく格付けシャトーのワインは1杯2000円~3000円くらいのクラスです。
試飲なので、通常のグラスワインの半分くらい量でのご提供ではありますが、4杯の試飲(当店でグラスワインを飲んだら約2杯分)付きとゼミの講習費と合わせての3000円の実費で受講出来ますので、飲んでみたいと言う好奇心だけでも、お得感溢れる受講料です。
前回や前々回は、お席が足らずお断りをした方もいらしたので、期間中の毎週日曜日に頻繁に開催しますでの、ぜひ日程を調整し、下記の要領でお申込みください。
ただし、空き状況や詳しい内容のお問合せは一切お受けしておりません。
空き状況は「申し込めばわかること」ですし、内容は「受けたらわかること」なので、お互いの時間を無駄にしないようにしましょうね(苦笑)
試飲付きで3000円と言う金額に当店も利益があるワケではありませんので「詳しく知らないと怖くて行けない」と言う方は来ないでください。
この価値が判る方だけお越しくださいね。
本日の時点ではまだですが、間も無く各マスコミを通じて告知と募集が始まりますので、お早めにお申し込みくださいね。
くれぐれも、上記のお願いを読んだ上で(苦笑)
2024年10月20日(日)PM15:00~16:30
【お手頃な価格のワインと高いワインの違いを知るセミナー】
テーブルワインと格付けのある高級ワインの違いは何か?を探るセミナー
専用テキストと4杯試飲付きで材料費:3000円
2024年10月27日(日)PM15:00~16:30
【お手頃な価格のワインと高いワインの違いを知るセミナー】
テーブルワインと格付けのある高級ワインの違いは何か?を探るセミナー
専用テキストと4杯試飲付きで材料費:3000円
2024年11月3日(日)PM15:00~16:30
【お手頃な価格のワインと高いワインの違いを知るセミナー】
テーブルワインと格付けのある高級ワインの違いは何か?を探るセミナー
専用テキストと4杯試飲付きで材料費:3000円
2024年11月10日(日)PM15:00~16:30
【お手頃な価格のワインと高いワインの違いを知るセミナー】
テーブルワインと格付けのある高級ワインの違いは何か?を探るセミナー
専用テキストと4杯試飲付きで材料費:3000円
2024年11月17日(日)PM15:00~16:30
【お手頃な価格のワインと高いワインの違いを知るセミナー】
テーブルワインと格付けのある高級ワインの違いは何か?を探るセミナー
専用テキストと4杯試飲付きで材料費:3000円
まちゼミ表町の開催期間は10月19日~11月24日までなんですが、最終日の11月24日(日)は当店も実行委員を務めているイベント「ハレノミーノしろうち」を開催しますのでお休みさせていただきます。
そちらも間も無く告知と募集を開始しますので今しばらくお待ちください。
ゼミに参加するにあたり、何の知識も経験も必要ありません(笑)
「ワインが好き」「興味がある」「飲めるようになりたい」「敷居が高そう」なんて思ってる方にぜひ受講していただきたい内容です。
初級では、まず自分の好みのブドウ品種を試飲しながら体感し、店頭でも良く訊かれる「なんでこんなに値段が違うの?」と言う疑問を、テーブルワイン(お手頃価格のワイン)と格付けのある高級ワインと飲み比べながら、その理由を探って行く内容です。
両方とも、定員は6名の少人数となっておりますので、ワインに関する日頃の疑問等もじゃんじゃんご質問を受け付けながら、楽しく開催したいと思っております。
お申し込みは、当店のサイトのTOPページの下の方にある「ご予約&空席確認」のフォームからのみになります。
*お電話での空席や内容のお問合せやお申込みは受け付けておりません。
フォームにご希望の日程と下記の内容を入れてお申込み下さい。
お申込み例:コピーして内容を書き換えてお使い下さい。
*******お申込みテンプレート***********
2024年10月20日(日)PM15:00~16:30
*↑ご希望の日程に書き換えてお申込みください。
【お手頃な価格のワインと高いワインの違いを知るセミナー】
お名前:山田太郎・花子 2名
ご住所:岡山市北区表町1-3-23
携帯番号:090-1234‐5678
*******お申込みテンプレートここまで*******
では、アナタの生活の中に、ぜひワインを取り入れてくださいね。
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