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  • 執筆者の写真ミズコウアキヒコ

マスターオブワインの作るワイン入荷!

WINE BAR MAGARRI店主のミズコウです。


先日、ある人物が来日しました。


その人物は、世界中で400人前後しかいないワインの世界での最高峰の資格「マスターオブワイン」の資格を保有しているワイン界ではカリスマ的な存在です。


しかも、スペイン人としてはただ一人と言う稀有な存在。


そんな人物が、ワインを醸造していると聞くと気になりますよね?


そこで、試飲用にミドルレンジのワインを仕入れてみました。



【アトラス・パルセラス】

〈醸造家フェルナンド・モラより〉

1932~1986年に植えられたブドウ畑のブドウを使用します。


畑は複数箇所に散らばっていますが、標高は800~920mの間にあります。


土壌は珪岩(石英岩)、シリカといった鉱物の混じる粘土石灰質、砂質土壌です。



斜度は2~15度で僅かな傾斜があり、水はけが良いのが特徴です。

40%は足踏みで潰した全房のブドウ果汁を使用し、残り60%はそのままの果実を使用します。


コンクリートタンクで40日間発酵・醸しを行います。


酵母は果皮に付着した野生酵母のみ使用。1日に1回パンチダウンを行います。 12カ月間コンクリートタンクで熟成し、瓶詰します。

2020年産は、ワインアドヴォケイトで91点と高い評価を得ました。

【テイスティングコメント】

ラズベリーやスグリのような赤い果実の香り、ミネラルも感じます。

香りはブルーベリーや赤いベリーの香り、スミレのニュアンス。

フレッシュな果実味と、骨格のあるタンニンが溶け合い、エレガントなボディと、長い余韻を生み出しています。



【アス・ラディエラス】

〈醸造家フェルナンド・モラより〉 1932~1972年に植えられた、樹齢50年以上のブドウ畑から生み出されるワインです。


畑は標高は800~950mに広がり、土壌はスレート、珪岩(石英岩)、砂岩の混じる荒々しい土壌。

畑は北向きの斜面にあり、斜度は15~20度と強い傾斜があり、水はけが良いのが特徴です。

ブドウは徐梗せず、全房で使用します。


足踏みのブドウは敢えて使用していません。


コンクリートタンクで70日間発酵・醸し。


酵母は果皮に付着した野生酵母のみ使用。


1日に1回パンチダウンを行います。


15カ月間500L樽で熟成し、瓶詰します。


生産量はわずか7700本です。 2021年産は、ワインアドヴォケイトで94点という高い評価を得ました。

〈ワイン名について〉 As Ladieras とは、アラゴン語で「斜面・スロープ」のことです。


このワインを生むブドウ畑は全て斜面にあります。


水はけが良いため、凝縮した味わいを持つワインを作ることができます。 【テイスティングコメント】 美しいルビーの色調で、傾けると涙が見える、粘性のある質感。

アロマはフローラルブーケと野生のベリーを思わせる香り、僅かにスモークのニュアンスを感じます。

口に含むと、まず赤スグリやラズベリーを思わせるフレッシュな果実味、続いて中程度のタンニンとともに、クローヴや黒コショウのスパイスを感じます。

酸味とアルコールのバランスが良く、長い余韻を感じます。


コンクリートタンクとオーク樽熟成に由来する複雑味も感じます。



クエヴァス・デ・アロムは、スペイン出身のマスター・オブ・ワイン、フェルナンド・モラ氏が立ち上げたワイナリーです。

モラが最も好きなブドウ、ガルナッチャの本拠地アラゴン州で、ガルナッチャの新たな可能性を求めて設立されました。


モラ氏が考えるのは「既存のあらゆるワイン造りの方法に、改めて疑問を投げかけつつ、ガルナッチャにとってベストな方法を再構築する」という事です。


ガルナッチャと言えば、南フランスやスペインで人気のある品種。


過酷な環境でも育ち、また果実の収穫量もあるため、安・旨ワインのブドウとして、デイリーワイン造りに最適とされ、人気の高い品種でした。


しかし、モラ氏は、ガルナッチャは正しくテロワールに合わせ、ブルゴーニュ的なアプローチでワイン造りを行えば、世界的に認められ得る素晴らしいワインができる、と強く信じています。


そのため、これまでのアプローチは一旦忘れ、ただテロワールとブドウの特徴にフォーカスし、栽培にはオーガニック栽培を実践し、ワイン造りにも最上の手法を取り、ガルナッチャの優れたワインを造ろうと考えたのです。


そんなモラ氏の自信作たち。

ワイナリー名は、アラゴン語のクエヴァス=カーヴ(ワイン造り用の洞窟)と、アロム(フェルナンド・モラのMoraを反対から並べ替えた言葉Arom)を組み合わせています。また、各ワインの名前も、アラゴン語からとられています。

ワイン造りは、同地方にあるサント・クリスト協同組合の施設を使い、共同製造を行っています。


その理由は、モラはスペインのワイン造りが持つ長所は、「ブドウの古木と、スペインの協同組合」だと考えているからです。


代々受け継がれてきたこのシステムのおかげで、スペインのワインは世界的に見ても高いコストパフォーマンスを発揮していると考えています。



彼のワインは登場直後からぺニンガイドやワイン・アドヴォケイトで90点以上の高得点を獲得。今後ますます注目を集めるであろう、素晴らしいワインたちです。



厳しく選定された最上の畑、天然酵母の使用、卵型タンクやオーク樽熟成など、モラ氏の広い視野で選び抜かれた、上質ワインを生み出すための徹底的なこだわりのため生産量はごく少量。


しかも、彼のファンが多いアメリカや、イギリス、オランダ、ドイツなどからのリクエストが多く、一か国で売り切れてしまわないように、モラ氏が各国のインポーターへ数量を割り当てています。


フェルナンド・モラは2017年9月にマスター・オブ・ワインに認定されました。

ちなみに、スペイン生まれのMaster of Wine(以下MW)は、2018年の時点で3人いますが、最初のMWはベルギー在住で、Mora氏は2番目の認定者に当たります。


3人目もスペイン在住ではないため、モラ氏が唯一のスペイン在住のMWということになります。(2018年時点の話です)


加えて、MWは世界で400人弱存在しますが、ほとんどがジャーナリストやネゴシアン、インポーターなどワインに携わる職業で、ワインを造っているのはおよそ5%、15~20人程度です。


モラ氏は、もともとはワインとは関係のないエンジニアとして働いていましたが、あるときワインに魅了され、自分で造るという夢を持ちました。


働きながら、ワインのコネクションをもとにブドウ栽培や醸造について多くの人から学び、初めてのワインは自宅のバスタブで造りました。(正確には、バスタブに氷を入れて、その中にワイン樽を入れ温度管理をして造りました)

その後ワインを作る為に努力を重ね、とうとう自身のワイナリーを持つにいたります。


また、独学で勉強を続け、とうとう世界最難関のワイン資格と言われるマスター・オブ・ワインになりました。スペイン人としては二人目という快挙でした。




新しいワインが完成しました。

我々は、今回のワインを造る過程で、この土地、アラゴン地方へ畏敬の念を抱くようになりました。


私がワイン造りで心掛けているのは、ブドウの声を聴くこと、畑が広がるその土地のテロワールを表現することです。

これこそが、価格的にも日常の中で飲める、ワールドクラスのワインを作る為に必要なことだと信じています。


多くのワールドクラスのワインは、価格的に多くの人にとって日常的なものではありません。

高級ワイン=高品質ワインという多くの人の認識を変えるために必要なことは、言葉ではなく実行、つまり素晴らしいワインを作ることだと信じて、この作品を世に出すことにしました。

ワインにおけるシンギュラリティの発現、つまり、テロワールやブドウへ敬意を払い、その声を聴き作り上げたワインが、設備投資を最大化したワインを超えることができる、という特異点を提示する為に必要な道なのです。



そんな彼のワインを一度味わってみたいと思い、ミドルレンジの2本を選びました。


実は、一番安いグレードのモノはすでに試飲済みで残念ながらリストインするには脆弱で、同じ品種のガルナッチャのスペインワインなら、すでにリストに載っているラス・ロカスに軍配が挙がると言う結論に至りました。



ワタシも結構こだわりが強いので「有名である」「パーカーポイントが高い」「評価が高い」等々の基準よりも、実際に飲んでみて判断しますし、その味でこの値段なら、消費者として納得出来るのか?を最重要視しています。


そういう意味で、日本のワインはコスパが悪くまだリストインしておりません(苦笑)


高くて美味しいのはある意味当たり前、それよりも「この味のワインをこんな値段で飲めるの?!」と言う驚きを重視しております。


さて、この2本はリストインなるのか??


それはお客様と一緒に判断したいと思います。


ボルドーの5大シャトーや、ブルゴーニュの銘酒なみの少量生産&出荷の希少なワインで、そこそこのお値段もしますが、今回は試飲価格で約30%OFFのお値段でお出しします。


【アトラス・パルセラス】1杯1200円

【アス・ラディエラス】1杯1500円


いずれも1本しか入荷しておりません。


味はね、なんかブルゴーニュっぽい(語弊力!)


まあ、あとはアナタの舌でお確かめくださいね!



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