WINE BAR MAGARRI店主のミズコウです。
先日の記事で、カリフォルニアワインのリスト入りを検討してるのをお伝えしましたが、ブルゴーニュ最大のワイナリー企業「ボワセ社」と共に、気になるワイナリーのを仕入れました。
神秘的なエチケットが素敵なこのメーカーです。
Lapis Luna の世界
古くからOnce in a Blue Moonという表現が「ごく稀なこと」「滅多に起こらないこと」を 意味するように、青い月は稀にしか見られないものの比喩で、神秘的なシンボル、インスピレーションを与えてくれる霊感や閃きの源のようなものとも見なされています。
ラピス・ルナの世界は、それぞれのワインからインスパイアされた7つのストーリーで構成されています。
どの国、どの時代でも、人も天使でさえも、もがきながらも自分だけの 青い月(憧れ、理想、チャンス)を手に入れようとしている。。。
大地の果てや森の入口、迷路の中央など、それぞれの世界で、青い月に向かって手を延ばす人物たちが描かれています。
この神秘的で象徴的な世界観を表現するラベルは、かつて1600年代にHerman Hugo(ベルギー出身の司祭/作家。1588年~1629年)が出版した作品、Pious Desiresという銅版画によるエンブレムブック(詩入りの寓意画集)にインスピレーションを受けて描かれました。
そして16世紀当時と同じ製法銅版画により造られています。
また、バックラベルには、それぞれのラベルデザインに秘められた アレゴリー(寓意)と、味わいのイメージを表現するアイコンが描かれます。
ワイン造りは、カリフォルニア州メンドシーノにあるUkiah(ユカイア)にて、 ボトリングはメンドシーノまたはローダイで行われています。
現在、このラピス・ルナシリーズのワインメーカーはDave Rosenthal氏が務めています。彼は1972年に醸造家となり、以後一貫してワイン醸造の分野で活躍しています。
彼はAndre Tchelistcheff氏のチームで働いたという特筆すべきキャリアを持っており、 カリフォルニアワインを表現する術を身に着けた優れた醸造家です。 ※Andre Tchelistcheff(アンドレ・チェリチェフ)氏は禁酒法後のアメリカで最も影響力があった醸造家として知られています。
「マエストロ」と呼ばれ、特にカリフォルニアの優れたカベルネ・ソーヴィニョンのスタイルを確立した功績が称えられています。
有名なロバート・モンダヴィや、スタッグス・リープ・ワインセラーズ(1973年の「パリスの審判」でボルドーの五大シャトーを押しのけ一位に輝いた)をはじめ、多くの著名な醸造家やワイナリーが、彼を師と仰いでいました。
そんな愛弟子が醸すワインに期待せずにはいられません・・・。
先日ご紹介した「フォグマウンテン」と共に、試飲価格で通常1400円~2000円を500円OFFでご提供しますので、お急ぎくださいね。
YOU DID NOT COME THIS FAR TO ONLY COME THIS FAR.
あなたは「こんなに遠くまでやってきた」のではなく、単に「ここまで来た」だけ。
今日もアナタのお越しをお待ちしております!
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