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執筆者の写真ミズコウアキヒコ

グラスでお出し出来るスパークリングワイン

WINE BAR MAGARRI店主のミズコウです。


当店では、最初の一杯としてスパークリングワインをグラスでお出ししています。


正直、日をまたぐと炭酸が抜けてダメになるので、ロスばかり(苦笑)


でも、自分でも「最初の一杯目は泡」と言う気持ちもありますので、顧客サービスの一環として、幾ら損を出しても辞めないつもりではあります。


だからと言って、いい加減なワインは出せません。


うちでよくグラスでお出しする3銘柄の一つがこれ↓


マジア・J・スパークリング




テイスティングコメント


スッキリとした、ライムや青リンゴ、杏のような香りに、酵母やパン種、ハーブ、麦わらを思わせるドライな香りも。


様々な食事に合わせて楽しめる使い勝手の良いカジュアルなタイプです。


味わいはキリリとした辛口のタイプで、ほんのり熟成香も感じられます。


爽やかな辛口ですが、やはりスペインのワインだけに、味わいも特徴があり、特にアクセントが強いスペイン料理にはぴったりです。


あっさりした前菜から、魚介のパエリヤ、ニンニクやスパイスを使った料理などにもよく合います。


スペイン カスティーリャ地方 ぶどう品種 マカベオ100%


噂の7つ星ホテル、あの「バージュ・アル・アラブ」でもグラスワインに採用されていた実績アリ!!

この実績から、作り手の「アルケミーワインズ」は、 今では世界のさまざまな星付きレストランからハウスワインを作ってほしいという依頼が舞い込んでいます。



スペインのワインは大らかで気兼ねなく友人達や家族を囲んだり、一人で映画を見ながらなどシチュエーションを選ばない、まさにオールマイティーワインの代表格です。

バルの定番メニューであるピンチョス(つまみ)、タパス(小皿料理)などとの相性は抜群でカジュアルでモダンなイメージから居酒屋系のお決まりメニューまで幅広くコーディネート出来るでしょう。

現地でも愛され、海外でも人気のワイナリー、コストパフォーマンスに優れ味わい深く、でもどこか人懐こい雰囲気のあるワイン。


まるで現地を訪問したときに外国人である我々を地元の方が分け隔てなく暖かく接してくれ、「いつでも来いよ!」そしてまず理屈よりも「飲んでみて!」とボトルが飲み手に訴えているかのようです。

豊穣の象徴であり、またスペインの「闘牛」(Toro)をイメージする黒い雄牛をモチーフにしたラベルは斬新で赤土が果てしなく続く広大な大地はスペインの素晴らしさを表します。

世界的に今実力を認められつつあるラ・マンチャの大地の躍動を表すような、印象的なデザインも魅力です。



このワインを作る会社「アルケミーワインズ」はワインの消費量も世界で最も多いフランス ボルドーとのつながりが長く、ワインの教育・普及に最も力を入れている国イギリスの資本です。

特にかつては原料用のブドウばかりを作っていた「ラ・マンチャ」のような土地では、素晴らしくポテンシャルのあるブドウが取れているにも関わらず、醸造技術は多くが昔ながらの方法にばかり頼っています。

地酒レベルであれば問題ありませんが、海外向けに輸出されるような品質にするならば、最新の醸造技術なども取り入れて品質を上げなければなりません。

そこで、各国にネットワークを持ち、業界の最先端の知を持つイギリスの力が活きてきます。

大陸性気候として、すでにぶどう栽培の好適地であるラ・マンチャ。


この地で伝統的に作られている品質の高いブドウを使い、最新の醸造技術も取り入れてぶどう品種の特徴までしっかり引き出し作られたワイン、それがこのマジアJです。

マジアJを作るのは、1850年からの歴史あるワイン生産者、ボデガス・フェルナンド・カストロです。 このボデガはSanta Cruz de Mudela (サンタ・クルス・デ・ムデーラ)という地で、代々ブドウ栽培からワイン造りまでを手掛ける伝統的な作り手です。 この地域は昔から「ラ・マンチャの食文化、美味しいものが色濃く残る土地」としてドン・キホーテが書かれた時代から既に知られています。 畑は標高700m。 日照時間が長く、また標高が高く寒暖の差が大きいため自然とブドウがしっかり熟す土地。

多くの動植物にとっては過酷な環境ですが、その分虫や病害も少なく、自然任せでブドウ栽培を行うことができます。 そして収穫されるブドウは品種の特性をしっかり表現した、凝縮感のある素晴らしい品質のワインになります。



家族経営で代々父から子へと受継がれ、我々はワイン造りをしてきました。 徐々に畑を大きくし、設備を整え発展させてきたのは、ただ私たちがワイン造りに情熱と、マーケットからの需要にこたえてのものでした。 長い歴史があり、先祖の名を汚さないためにも、私たちは品質を何よりも重視しています。

私の代になってから、独自に醸造ラボ(研究所)を作ったのは、そのためです。


このラボは、醸造所でのワイン管理全般を受け持ちます。 醸造の全プロセス、最初から最後までを通じて、どのようにワインの完成度を上げてゆくか、このように全ての工程を管理するのです。

我々はこのラ・マンチャの大地が持つ力を誇りに思っています。 この地の生産者皆に共通しますが、我々もこのラ・マンチャのワインを、世界に通用する品質、コストパフォーマンスの良いワインとして紹介したいと考えています。



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