こんにちは。WINE BAR MAGARRI店主のミズコウです。

ええ、ミーハーなもんで、こういうの聞くと飲みたくなる(笑)
そして、以前の記事にも書きましたが、昨今増えている「自然派ワイン専門」と言うお店にも行って試飲したり、買ったりしてますが、あまり良い印象はありません。
なんかこう、値段と味が伴っていない印象を持つことのほうが多いです。
確かに農薬を使う農法のほうが、コストが掛からないので、オーガニック栽培だとコストのせいで売値が高くなってしまうのは、ある程度仕方のない事ではあります。
なので、うちはあくまで「味」と「コスパ」と重視しておりますが、不思議なことに、あまり自然派を謡ってないけど、その銘柄を選んでいることも多いんです。
たぶん、店で出してる中の7割くらいは、自然派だけど、そこは売りにしてない銘柄です。
そんな中にあり、ドゥローヌの新星を呼ばれている醸造所がコチラ。


価格帯は手頃でも、ワインの品質は飛びぬけています。
手頃なものだからといって、元気なガブ飲みワインではありません。高級ワインの雰囲気を残した、エレガントな作品です。
●香り
華やかでクリアな果実の香りが、グラスから溢れるように盛り上がってきます。ぜひ大きなグラスで楽しんでください。
●味わい
ピュアで綺麗な味わい。雑味なく、クリーンな味。繊細さだけでなく、芯のあるしっかりした味わい。
●余韻
柔らかくスムースな酒質、肌理細やかなタンニン(渋み)で心地よい滑らかさの赤ワイン
香りは少し固い黒いベリー系、ブルーベリーやカシスのような清涼感のある果実味。
インクや、ジュニパーベリーのようなスパイスの雰囲気、余韻にバニラやリコリスのような甘い香りもします。
味わいはとてもピュアな果実が全面に出ていて、きめ細かいタンニンの滑らかな舌触り。
上品な酸味と甘みのバランスが調和したワインで、優しさがあり、和食、洋食問わずあわせやすい滋味のあるワイン。

ロバート・パーカー氏が良いと判断したワインの基準は85点からと言われていますが、
この基準に達するのは、世界中から送られてくるサンプルのわずか1%程度、と言われています。
価格にとらわれず、純粋に味わいで評価を行うロバート・パーカー氏。
高いワインであっても85点に満たないこともありますし、反対に安いワインが 異例の得点で一挙に注目されることもあります。
これまで、クリスティアの上級ライン、シャトーヌフ・デュ・パプのみ評価してきたロバート・パーカー氏。
しかし、2012年からは、手頃な価格帯のラインも試飲し始めたようです。

グランドハイアットのレストランでは、1杯2000円越えのこのワインですが、WINE BAR MAGARRIでは、お気軽にお飲みいただけます。

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